ついに新たな元号が”令和”と決まりました。ウチの娘も言ってましたが”かっこいい”という意見も多いようです。30年前に”平成”と決まった時には何かしっくりこなかった記憶がありますが、そう思うと今回はよい名前だったのではないでしょうか。

ところでこの”令和”、どう発音するかについても一部話題になっています。

J-castニュース
令和の発音、語頭にアクセント?それとも平板? 内閣府に聞いてみた


確かに”講義”のように頭高なのか”平和”のように平板なのか迷うところですし、実はこれ結構複雑だったりします。というのは、単独で発音する場合と他の後と一緒に発音する場合でも違っていたりするからです。

そこで”明治”以降の元号について、その発音を確認してみたいと思います。以下は生まれて以降50余年を横浜で過ごした私の場合についてとなります。

まず”明治”ですが、通常は間違いなく頭高ですね。そして”明治12年”といった場合も同じく頭高ですが、”明治時代”や”明治乳業”となるとこれは平板に変わります。

では”昭和”はいかがでしょう・・・と問いかける際のアクセントは個人的には平板ですが、頭高でも違和感ないですね。長渕剛らを輩出したことで有名なライブハウスの”昭和”は頭高ですし、やはり両方ともに使われているようです。でも”昭和36年”といった場合は平板で、”昭和”は結構複雑ですね(笑)。

それに比べると”大正”、”平成”は平板で決定、シンプルです。

そして”令和”、こちらはどうなるのでしょうか。”昭和”同様両方ありパターンで何となく頭高派が多いようにも思えますが、上記記事の中でも内閣府の回答として”アクセント(イントネーション)についての決まりはありません。ですので、自由に発音していただいて構いません”とあるので、これから皆さんが沢山この”令和”を口にすることで自然と決まっていくのでしょう。もちろん地域によっても異なりますし。

さて”令和”、いったいどの様な時代になっていくのでしょうか。願わくば皆がいつまでも楽しく歌って暮らしていける世の中であって欲しいと切に思います。