さて8月も終わろうとしておりますがいかがお過ごしでしょうか。子供のころ夏休みが大好きだった自分にとってこの時期は1年でもっとも憂鬱な時でもありました。楽しかった夏休みが終わってしまう、そして宿題は山ほど残っている(笑)。

それにしても2020年はとんでもない年でした。まだ継続中ですので振り返るにはいささか早いのですが、歴史上の出来事であったペストやコレラ等伝染病の流行がまさか今再び自分の身に起きようとは夢にも思いませんでした。

そして現在のところワクチンや特効薬もなく、対策は文字通りただ息をひそめて耐えるだけというおよそ昔の人と同じことを繰り返しているようです。

そう考えると人というのはあまり進歩していないようにも感じられます。こんなにも科学・医療・情報化の進んだ社会においてもやはり同じことをしているという。

ふと大昔に流行った歌を思い出しました。

 ”昭和枯れすゝき” 1974年 作詞:山田孝雄、作曲:むつひろし(Wikipedia)

あるドラマの挿入歌でその後大ヒットした男女のデュエット曲です。当時10代だった私にはいかにも古臭く貧乏臭い印象でしたが、その歌い出しの歌詞が今の世相にピタリと合うのです。

以下歌詞引用
”(男)貧しさに負けた(女)いえ世間に負けた”

これって結局今の貧困・格差・いじめ・パワハラの問題そのものですよね。50年近く前に古臭いと感じた歌が今の時代に合っている?もしかして今”令和枯れすゝき”をリリースしたらヒットするかも・・・

とどうでもよい妄想でしたが、時にはふと気になった歌詞の曲を口ずさんでみたりすると気分も変わりまた新しい発見があるかもしれません。レパートリーが増えるかも(笑)。

暑さの方もまだ続くようですので、皆さまお身体ご自愛ください。