歌屋ボーカル研究所

     歌全般、歌唱法、声などに関するあれこれ

2016年03月

政治家のセンセー方をはじめとした失言騒ぎというのは昔っから取り沙汰されていて、特に昨今はネットの発達ですぐ拡散されてしまうので余計に目立つような。

で我々庶民の感覚からすると、”なんで地位のある人があのような馬鹿な発言をするのか?”、”あんなこと言えば騒ぎになるに決まってるのに・・・”と思うのですが、これがどうにも止まらない?

この失言という現象、心理学的な裏付けは存在するようで、かの有名な心理学者フロイトの名を冠した”フロイト的失言”という言葉があるそうです。

フロイト的失言 《無意識の動機・願望などを露呈するような失言》.
辞書サイトweblioより

まあ簡単に言えば”ついつい本音が出ちゃう”、ということですね。

さて掲題の件。解散間近のビートルズは突如ビルの屋上でのライブを決行します。今で言うゲリラライブですね。このライブはルーフトップ・コンサート(Wikipedia)と呼ばれ、事実上ビートルズ最後のライブとなります。

この頃のビートルズは何年もライブを行っておらず、さしものジョン・レノンも結構歌詞や演奏を間違っていたりして、そこがまたファンにはたまらず、歌屋もセッション会であえて間違えた方の歌詞で歌って一人悦に入ったりしています。

その中のひとつ、ジョン・レノンがヨーコに向けたラブソングと言われるDon't let me down(歌詞:うたまっぷ)で、 ジョンは3番の歌い出しをど忘れしてアドリブで次のように歌います。(映画”Let it be”のバージョン。他では編集で正しく歌われているものもあり。)

”アン ノーリー ルーシー ガッドリィ ブルージィー グッド”

これは歌屋がこう聞こえるというだけで意味もわかりませんけど、それはさて置き実際の歌詞は以下の通り。

And from the first time that she really done me,

ん、全然違う・・・そうなんです。なんでここでジョンは歌詞を間違えたのか、その謎を解く鍵が実は”フロイト的失言”にあったとしたら・・・おっと、続きは次回に。

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今年最初のブログで以下のような記載をしました。

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今年は”ライブの年 2.0(死語だ)”。さらに自身と生徒さんのライブ化を進めて行くつもりです。既にビートルズ関連で新たなプロジェクトが立ち上がりつつあり、来月から具体的に動き出す予定。こちらについても適宜報告させていただきます。ワクワク・・・。
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今日はこちらの”プロジェクト”についてのご報告。昨年夏からビートルズ・セッション会に参加するようになった歌屋、とうとうそれだけで飽き足らずついにビートルズのコピーバンドを組むことになりました。

話は昨年末にさかのぼりますが、やはり単発のセッションだけでなく固定した自分のバンドを組みたい、と大掃除の合間に普段見たこともないバンドメンバー募集のサイトなど眺めていたところ、次のような募集が目に飛び込んできました・・・以下原文ママです。

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ビートルズ後期バンド・ジョン担当者募集
カテゴリー:ギター 2015/12/27

こちら、そこそこ経験のある30、50代のメンバーです。Keyや
SEを使って、SGTペッパー以降の曲を再現したいと思います。
ボーカル担当は、本物通りに割り振りますが、ビートルズ自身生演奏
している映像、音源がすくないので、楽器の担当は相談です。
(レットイットビーセッションはそのままです)一応、エピフォン・カジノ
所有している方、過去にコピバン経験者の方のみ、とさせていただきます。

練習は都内東部あたり、今検討中です。老若男女問わず。まずは連絡ください。
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これを見た瞬間思いました。”あっ、呼ばれてる”って。珍しいであろう”ジョン担当者”の募集、しかもUPされたのが数日前のタイミング、そして何といっても”エピフォン・カジノ所有している方”ってこの間買ったばかりでまだ1ヶ月も経ってない・・・はい、私です(^o^)丿。

参考記事:ジョン・レノンが止まらない - I bought a new guitar.

早速コンタクトしてその後とんとんと話が進み、今年になって2回スタジオ入りしました。皆さん気持ちのよい方ばかりで実に楽しい時間を過ごさせていただきました。

当面月1でスタジオ入り、ゆくゆくはライブを目指す予定。またこちらのブログでも状況報告させていただきます。取り急ぎ新バンド発足のご報告まで。


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