歌屋ボーカル研究所

     歌全般、歌唱法、声などに関するあれこれ

2015年12月

以前こちらのブログに書いた通り、2014年2月に近所のライブハウス”ラバーソウル”で”ビートルズ”のコピーバンド”ビートルース”を観て以来すっかりビートルズに心酔してしまった歌屋、ついに観ているだけでは飽きたらず自らステージに立ちパフォーマンスするまでになってしまいました。

”ラバーソウル”では月1回”ビートルズセッション会”と題し腕自慢のビートルズマニアが集結、”ラバーソウル”のマスター兼”ビートルース”のベーシストパウロ鈴木氏及びプロギタリスト久保肇氏のサポートのもと好きなビートルズナンバーを演奏&歌うことができるという豪華な集いが行われていて、歌屋もこの半年程毎月ここに参加しているのです。

正直参加する前は”気軽に行って弾き語りでもしてればいいのだろう”程度に思っていたのですが、イザ参加してびっくり、皆さんレベルが高い、ちゃんと完コピしてる、歌も迫力あって上手い・・・やはり筋金入りのビートルズファンは違う、とビートルズ歴2年弱のにわかはすっかり思い知らされたのでした。

でこのまま引き下がるわけにはいかない、自分がこの環境で認められるにはどうすればよいのか?自己分析&戦略立案の末に出した結論が

”ジョン・レノンになる”

・・・いい歳のおっさんが何を言っているのというのは置いておいて、目標が決まったら後は行動あるのみ。ジョン・レノンになるにはやはりまず同じギターを持たなくては。。。

ということで、ポチッと。

”はい、えーぴーふぉーんーかーじーのー”。。。
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ビートルズファンの皆さんはご存知の通り、このギターのモチーフはこちらのルーフトップ・コンサートのモデルですね。



そしてこの時のジョンをコスプレしてみたのがこちら。
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うーん、突っ込みどころ満載。。。

さて年末の忘年会、もといセッション会はこのギター&コスプレで参戦予定。果たして歌屋はジョン・レノンになれるのか・・・結果は年明けに報告しますね。

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少し前に書いたTwang発声法の続き。ビデオをご紹介しましたが、5:00位のところから実際にこの発声法の例として以下の歌を歌っています。

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1曲目
ジャンル:ブルーグラス/カントリー
曲:You are my sunshine

全体的にTwangを使用して歌っている例です。クリアに通る感じの声ですね。やや鼻声っぽく感じられますが、この後の章でTwangは鼻声ではないと解説しています。


2曲目
ジャンル:クラシック
曲:Maria - West side story

1回目普通に綺麗に歌い、2回目にTwangで歌っています。1回目でも十分によいのですが、ややフワッとして芯のない印象です。2回目のTwangの方はより迫まってくる感じがして、比べるとやはり2回目の方がよいですね。説明では”よりブリリアントになる”という表現を使っています。


3曲目
ジャンル:ポップ/ロック
曲:Titanium

サビの高音部分、普通に歌うと裏声になり薄っぺらい印象になってしまうところを、Twangで歌うことによりしっかりと迫力ある声で歌える、という例です。
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このようにTwangはさまざまなジャンルに応用できるということで、特にタイトルにも上げたように声のこもりがちな方は是非試してみたいですよね。

では実際にこのTwangを習得するにはどうすればよいか、ということでこのビデオでも最後にエクササイズとして紹介されているのが、”NAANで発声練習をする”という方法です。

カタカナだと表現しにくいのですが、”ナ”と”ネ”の間、無理やり書くと”ネァン”のような声で発声練習をしていきます。

発声練習にはこちらがオススメ!


この時のポイントは、高音も弱い裏声にならないようしっかり出す、ということです。ただしシャウトはNGですよ。

ということでTwang発声法いかがだったでしょうか。声がこもりがちな方だけでなく、イマイチ歌に迫力がない、普通には歌えるのだけどパンチが足りない、といった方も試してみる価値がありそうです。

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