先日お伝えした”ビートルース”のライブ、先週の土曜日にまた行ってきました。前回書いた通り、今回はアルバム”Rubber Soul”以降を全部聴き返して、しっかり予習した上での出陣です。

また今回は昔同じ会社で働いていたアラカン(around 60)の先輩を同行、1966年のビートルズ来日公演中継をリアルタイムで観て以来、音楽はビートルズ一筋というガチファンの先輩の目に”ビートルース”はどう映るのか。。。

公演開始が20:30からとのことで、19:30に鶴見駅で待ち合わせして軽く再会の祝宴、少々のアルコールも入っていざ”鶴見ラバーソウル”へ。途中鶴見神社沿いの道は街灯もなく暗闇に怪しく浮かぶ鳥居・・・”こんなとこにライブハウスあるの。。。”と訝る先輩をなだめつつ歩きついに到着、店内へ。

ほどなく始まったステージ、オープニングナンバーは”I Am The Walrus”、もうこの曲から始まるっていうのが通にはたまらない・・・って1ヶ月前からのニワカファンが失礼しました。でも足掛け50年ファンの先輩も満面の笑み、ステージが進むにつれ”楽しい、楽しい”を連発、こちらもお誘いした甲斐がありました。

そしてあっという間の2時間オーバー、アンコールのラストは”Helter Skelter”で盛り上がるだけ盛り上がってのFinish! 今回も圧巻のステージでした。先輩曰く”うん、次回は○○さんも誘って来よう”。はい、そうしましょう。

ところで今回こんなことがありました。パウロ鈴木さん(鶴見ラバーソウルのマスター兼ビートルースのベーシスト)から、ステージのハーフタイムで”今日音どう?”と聞かれ、素直に”The Long and Winding Roadでピアノがちょっと小さかったけど”と答えたところ、驚愕の答えが・・・

”ああ、あれね。あれはアルバムLet it beでプロデューサーのフィル・スペクターがオーケストラをオーバー・ダビングしちゃってポールのピアノがよく聴こえなくなったのを再現してるの。”

・・・いや恐れいりました。アルバムLet it beにおけるフィル・スペクターの振る舞いとそれに対するポール・マッカートニーの不満というエピソードは予習済みでしたが、まさかそれが再現されていたとは・・・また勉強して出直してきます。

ということで前回以上に楽しませてもらった今回のライブ、最高の気分で帰ろうとした最後の最後に余計なことをしでかしてしまいました。お会計を済ませてテーブルを離れようとした際、持っていたコートをグラスに引っ掛けて床に落とし”ガッシャーン”。。。本当に申し訳ございませんでした。また次回も伺いますので、どうぞお許しくださいませm(_ _)m。

歌屋ボーカルスクール 
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