かなり前になってしまいましたが腹式呼吸の基礎については以前に説明をして、その際”歌の中では少しやり方を変える必要がある”と書きました。今回から何回かに渡って、その”歌の中における腹式呼吸”=”腹式呼吸で歌う”ことについて説明をしていきます。
まず腹式呼吸を意識する前に、実際に歌の中でどのようにブレスがされているかを確認していく、”ブレス位置のチェック”を行います。今回も例として”愛のままで・・・”を使います。以前も書きましたがこの歌は例として用いているだけで、ここで説明する内容は基本的にはどのような歌を歌う際にも応用できるものです。
歌詞はこちらをご覧ください。
秋元順子さん『愛のままで…』の歌詞
この歌詞を紙に印刷してブレス位置を”V”で書き込んでいきます。この曲の場合さほど複雑でないので紙に出すまでもないのですが、アクセントやちょっとした歌いまわしなども合わせて書き込むようにするとより明確になりますので、やはり紙に出すのがオススメです。 残念ながら上記サイトや他歌詞検索サイトでは直接印刷することができませんので、ワープロで打っていただくなど何らかの方法を検討してください。
ブレス位置は音源を聞きながらチェックしていきます。この曲では、まずAメロは頭で1ブレスして1フレーズ歌い、以降その繰り返しで計4回ブレス、Bメロは頭で1ブレス後”幸せ”まで歌いそこで1ブレス、”なんてー”の後1ブレス、”いらないー”の後(=”あなたの”の前)で1ブレス、その後”愛しく”まで歌い1ブレス、”あればー”につながり、サビはAメロ同様1ブレス+1フレーズ、となります。
この曲の場合どなたがチェックしても上記のようになるかと思われますが、曲や歌手によってブレス位置がはっきりしない場合はDVDなどで実際に歌っている映像を確認するとわかることがあります。もしどうしてもわからなければ、自分にとって最も自然なところにしていただいてOKです。
ブレス位置がチェックできたら、一度その通りにブレスをして歌ってみます。年配の方などでどうしても息が続かない、あるいはどうも違和感がありしっくりこない、といった場合などはブレス位置・回数等の調整を行ないます。以降基本的にはここでチェックした通りにブレスを行って毎回歌うようにします。
このようにブレスはいきあたりばったりで息が続かなくなったところで行うのではなく、毎回同じところで行うようにすることで、そのタイミングやブレス量といったものも自ずと決まってくるのです。
とさんざんブレスについて書いておいてなんなのですが、最終的には”ブレスは無意識のうちに行う”ことが望まれます。意識すべきは歌うことの方で、息を吸うことではありませんので。とは言え車の運転や楽器演奏と同じく、無意識で事を行えるようになるためにはまず徹底的に意識した練習が必要ですので、ここでは意識してブレス練習を行っていただきたいと思います。
歌屋ボーカルスクール
♪Singing songs changes your world.
まず腹式呼吸を意識する前に、実際に歌の中でどのようにブレスがされているかを確認していく、”ブレス位置のチェック”を行います。今回も例として”愛のままで・・・”を使います。以前も書きましたがこの歌は例として用いているだけで、ここで説明する内容は基本的にはどのような歌を歌う際にも応用できるものです。
歌詞はこちらをご覧ください。
秋元順子さん『愛のままで…』の歌詞
この歌詞を紙に印刷してブレス位置を”V”で書き込んでいきます。この曲の場合さほど複雑でないので紙に出すまでもないのですが、アクセントやちょっとした歌いまわしなども合わせて書き込むようにするとより明確になりますので、やはり紙に出すのがオススメです。 残念ながら上記サイトや他歌詞検索サイトでは直接印刷することができませんので、ワープロで打っていただくなど何らかの方法を検討してください。
ブレス位置は音源を聞きながらチェックしていきます。この曲では、まずAメロは頭で1ブレスして1フレーズ歌い、以降その繰り返しで計4回ブレス、Bメロは頭で1ブレス後”幸せ”まで歌いそこで1ブレス、”なんてー”の後1ブレス、”いらないー”の後(=”あなたの”の前)で1ブレス、その後”愛しく”まで歌い1ブレス、”あればー”につながり、サビはAメロ同様1ブレス+1フレーズ、となります。
この曲の場合どなたがチェックしても上記のようになるかと思われますが、曲や歌手によってブレス位置がはっきりしない場合はDVDなどで実際に歌っている映像を確認するとわかることがあります。もしどうしてもわからなければ、自分にとって最も自然なところにしていただいてOKです。
ブレス位置がチェックできたら、一度その通りにブレスをして歌ってみます。年配の方などでどうしても息が続かない、あるいはどうも違和感がありしっくりこない、といった場合などはブレス位置・回数等の調整を行ないます。以降基本的にはここでチェックした通りにブレスを行って毎回歌うようにします。
このようにブレスはいきあたりばったりで息が続かなくなったところで行うのではなく、毎回同じところで行うようにすることで、そのタイミングやブレス量といったものも自ずと決まってくるのです。
とさんざんブレスについて書いておいてなんなのですが、最終的には”ブレスは無意識のうちに行う”ことが望まれます。意識すべきは歌うことの方で、息を吸うことではありませんので。とは言え車の運転や楽器演奏と同じく、無意識で事を行えるようになるためにはまず徹底的に意識した練習が必要ですので、ここでは意識してブレス練習を行っていただきたいと思います。
歌屋ボーカルスクール
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