歌屋ボーカル研究所

     歌全般、歌唱法、声などに関するあれこれ

2010年04月

いよいよGW突入ですね。今日有給を取られて昨日から連休の方も多いのではないでしょうか。明日から、という方も、すでに心は旅先に飛んでたりして。。。ましてこのお天気の良さでは仕事にならないですね。

ところで今週、歌屋が昔サラリーマンをやっていた頃の同僚3名がスクールに訪ねて来てくれました。皆さん1年ほど前にその会社でリストラがあった際に辞められたそうなのですが、皆歌屋より少し先輩の50代、やはり昨今の不景気で仕事探しに苦労されているようです。

皆さん優秀な方ばかりなので、歌屋もサラリーマンを続けていたら間違いなくリストラされてたんだろうなと思うと、数年前に今の仕事に就いて本当によかったなと実感しました。好きなことをやって人に感謝されるというのは、本当に有難いことだと思います。もちろん全てが順風満帆な訳ではないですし、収入もサラリーマン時代の1/?だったりしますけど。。。

年配の方ばかりでなく若い世代でも同じように仕事が見つからず苦労されている方が多くいらっしゃいますが、どうか元気を出して前に進んでいっていただきたいと思います。同じ時代に生まれ同じ船に乗り合わせた仲間として、皆いっしょに頑張っていきましょう。

歌屋ボーカルスクール
♪Singing songs changes your world.

前回の頭声の続きです。前回のポイントとして”声帯から出た声が真上に進み頭の中を通り抜け、頭のてっぺんから声が出る”イメージを持つようにと書きました。

これに加えて、高い声を出すためには”呼気のスピードを上げる”ことが必要となります。歌うときの呼吸は腹式呼吸ですが、高い声を出す際は下腹をグッと絞り呼気が一気に頭頂へ駆け上がるようなイメージとなります。

従って高音を出すには下半身(腹式呼吸)と上半身(発声)の両方に注意を払う必要があるので、なかなか一筋縄ではいかないのです。まずは一つずつがちゃんとできているかをチェックして、さらに両方同時にしっかりとできるようにしてください。最終的にはこれらが無意識のうちにできるようになるのが理想です。

歌屋ボーカルスクール
♪Singing songs changes your world.

昨日は夏日、今日は冬に逆戻り、といった感じの天候で、着るものや寝るときの温度調整が難しい日が続いてますね。どうぞ皆さん体調を崩されないようお気をつけください。特に4月から新しい環境で生活されている方は不慣れなことが多く大変かと思いますが、無理せずがんばってください。

ところで歌屋ボーカルスクールでは生徒さんのCD・PV(プロモーションビデオ)製作を行っていて、今日はその1つをご紹介させていただきたいと思います。

   B'z 愛のバクダン cover feat. guitar

歌っている中西さんはとにかくB'zが大好きで、B'zの曲だけをひたすら歌い続けているロックボーカリストです。好きなだけあってかなりノリもよく、よい感じで歌われていますね。

今後他の生徒さんのものも製作・発表していく予定です。またこちらでもご紹介させていただきますので、よろしければご覧いただいてご意見・ご感想などお聞かせください。

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♪Singing songs changes your world.

ネスカフェバリスタ

大沢たかおのCMや家電芸人で取り上げられて何かと話題のネスカフェ バリスタをご存知でしょうか?要はコーヒーサーバーなのですが、インスタントコーヒー使ってるのにそうとは思えない美味しさとか家で簡単にカフェラテが飲めるというので気になっていたところ、近所のサティで売られていたのを見つけて衝動買いしてしまいました。

早速セッティング開始。箱から取り出してコンセントを入れ、水をセット。1回すすぎの処理をしてからコーヒーをセット、これだけで準備完了。マニュアルもわかりやすく、かなりゆっくりやってここまで20分ほど。

コーヒーカップをセットし、いよいよ試作&試飲。まずはブラックから。味は・・・やっぱりインスタントでした。。。でも普通にお湯入れて作るより数段美味しいですし、何よりボタン押すだけで出来るのは便利、デザインもよく雰囲気も楽しめます。

続いてカプチーノにチャレンジ。付属の軽量カップで牛乳を50ml計り入れたコーヒーカップをセットして、ボタンをポン!するとまず水鉄砲のような勢いで熱湯が細く断続的にカップに噴射され、見る見る牛乳が泡だって盛り上がって来ます。カップの半分を越えた位まで泡が上がったところで今度はコーヒーが出てきてハイ出来上がり。味は・・・これは結構いけてます!泡のフワフワ感はお店と同等かそれ以上、やや薄めですがクセのない美味しさです。出来るところを見ているのも楽しいので、パーティーなどで使ったら盛り上がること間違いナシでしょう。

あとはお好みでエスプレッソやカフェラテもできますが、エスプレッソは濃い目のブラック、カフェラテは薄めのカプチーノといったところでした。

欠点は水タンクの水量が4杯分程しかなく、すぐ水の補給が必要になるところ。でも全体がコンパクトなので仕方ないですね。とにかく1万円しない値段でこれだけ楽しめるのですから、お値打ちモノであると言えるでしょう。

せっかくなのでスクールの待合フロアに置いてみました。皆さん興味津々で評判も上々です。ただ残念ながら牛乳は扱いに不安があるため、カプチーノ・カフェラテはお出しすることができません。どうしてもカプチーノ飲んでみたい方は牛乳持参でいらしてくださいね(笑)。

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♪Singing songs changes your world.



発声方法の最後、”頭声”です。最近のJ-Popの高音化に伴い”高い声を出したい”と希望する方が増えているようで、その方法として”ミックスボイス”や”ファルセット”といった言葉もよく聞かれます。ミックスボイス等については別途書いていきますので、今日は高い声全般の出し方として”頭声”について書きます。

”頭声”と言った場合地声・裏声の区別はありませんが、ここでは分かりやすくするため地声での高音を出すものと考えてください。

まず突然ですが、一度口に出して”キングコング”と言ってみてください。年配の方は往年の映画を、若い方はお笑いグループをイメージしていただくとよいでしょう。この中で2回”ン”が出てきますが、この”ン”を言っているとき上下の唇は開いたまま、つまり口は開いたままになっていると思いますがいかがでしょうか?

普通”ん”と言うときは唇を閉じているイメージがありますが、実は”ん”には口を閉じて発声する場合と開いたままの場合の2種類あって、普段無意識のうちに使い分けているのです。

更にこの”キングコング”の”ン”を強調して高い音で”キンーグコンーグ”と言ってみてください。このとき声帯から出た声が真上に進み頭の中を通り抜け、頭のてっぺんから声が出るようにイメージします。頭のてっぺんが上から引っ張られるような意識を持つのもよいでしょう。

上記のイメージが掴めるようになったら今度は”あ”で発声をしていきます。この場合も”ん”の発声でのイメージをそのまま”あ”にしてやります。

いかがでしょうか?これはやはりやり方を聞いただけですぐにできるものではなく、それなりのトレーニングが必要となってきます。また高音を出す以前に中音がしっかり出せるようにならなければなりませんので、まずは土台作りとして無理の無い範囲でしっかりと歌えるようになることが大切です。

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♪Singing songs changes your world.

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