歌屋ボーカル研究所

     歌全般、歌唱法、声などに関するあれこれ

2010年01月

まれに腹式呼吸を行うとめまいを感じたり、気分が悪くなったりする場合があります。特に貧血気味の方などに起こることがあるようです。この場合は一旦休憩して、無理のない範囲で練習するようにしてください。

またこれまで書いてきた腹式呼吸はあくまでも基本で、歌の中で行うためには少しやり方を変える必要があります。これについては別途説明します。

歌屋ボーカルスクール
♪Singing songs changes your world.

腹式呼吸の続き、今日は息を吸うときのポイントです。

実際の練習手順をもう一度確認しておきます。
1. 足を肩幅に開き真っ直ぐ立つ。
2. おへその少し下あたり、丹田(たんでん)というところを指先で軽く押さえ、少しずつ押しながら口から息をゆっくり”スーッ”と音を立て吐いていく。
3. 息を吐き切ったら、お腹を押していた手を少しずつゆるめ今度は鼻からゆっくりと息を吸っていく。2-3を繰り返す。

息を吸うのは上記3です。2で息を吐き切りましたが、次に口を閉じてぺちゃんこになったお腹を少しずつゆるめていくと、鼻から自然と空気がお腹に戻っていきます。このとき吸うことを意識し過ぎると、肩が上がったり胸が膨らんだりしてしまいます。上半身は常にリラックスしてお腹だけで呼吸しているイメージが○です。

息を吸うときの一番のポイントは、”お腹をゆるめる”です。これは慣れるまで少し違和感があるかもしれません。と言うのも、通常の呼吸は吸うときに力を入れ肩が上がって胸が広がり、吐くときには脱力とともに空気が出て行くものだからです。深呼吸をする時はまさにこの状況ですが、ここでやろうとしている腹式呼吸は力の入れ方がまったく逆で、吐くときに力を入れ吸うときに脱力、となります。まずこの感覚を掴めるよう実際に練習してみてください。

以上が腹式呼吸で息を吸うときのポイントです。

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♪Singing songs changes your world.

柄でもないのですが、娘の通う小学校でこの2年間PTA会長を務めています。

でこの春娘が卒業するので、こちらも卒業することになったのですが、後任を探さなくてはいけないので今苦労しています。今日最有力候補の方とファミレスで1時間くらい話をして、何とか口説き落とそうとしたのですが最終回答はいただけず、今週末に連絡をもらうことになって別れました。

さてどうなることか。。。

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♪Singing songs changes your world.

前回の腹式呼吸の続き、今日は息を吐くときのポイントです。

実際の練習手順をもう一度確認しておきます。
1. 足を肩幅に開き真っ直ぐ立つ。
2. おへその少し下あたり、丹田(たんでん)というところを指先で軽く押さえ、少しずつ押しながら口から息をゆっくり”スーッ”と音を立て吐いていく。
3. 息を吐き切ったら、お腹を押していた手を少しずつゆるめ今度は鼻からゆっくりと息を吸っていく。2-3を繰り返す。

息を吐くのは上記2ですので、吸うよりもまず吐くことが先になります。息を吐く際は、ゆっくりと、一定に少しずつ、最後まで吐き切る、がポイントとなります。お腹を一定に押しながら、上下の歯の間から糸を吐くように”スーッ”と音を立て息を吐いていき、最後はお腹の空気を全部吐き切ります。

このとき特に大事なのは、”息を最後まで吐き切る”ことです。少々苦しいと感じるくらいまでお腹にある空気を最後まで絞り出します。

以上が腹式呼吸で息を吐くときのポイントです。次回は3の息を吸うときのポイントについて詳しく説明します。

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♪Singing songs changes your world.

”歌うま”というカテゴリで、歌を上手く歌う方法について少しずつ書いていきます。日々のレッスンの中で個々の生徒さんにお話していることをこの場でまとめていくつもりですので、生徒さんの復習用でもあり初めて読む方にも役立つようなものができればよいと思っています。

まず最初は腹式呼吸から。普段の呼吸は主に胸を使う胸式呼吸ですが、これだと声をコントロールするのが難しく、やはり本当に歌を上手く歌おうと思ったら腹式呼吸は避けて通れないのです。

腹式呼吸の第1のポイントは”息を吐くときお腹が凹んでいき、息を吸うとお腹が膨らむ”です。慣れないうちは意外とこれが難しかったりします。

実際の練習手順は以下の通りです。
1. 足を肩幅に開き真っ直ぐ立つ。
2. おへその少し下あたり、丹田(たんでん)というところを指先で軽く押さえ、少しずつ押しながら口から息をゆっくり”スーッ”と音を立て吐いていく。
3. 息を吐き切ったら、お腹を押していた手を少しずつゆるめ今度は鼻からゆっくりと息を吸っていく。2-3を繰り返す。

2, 3の息を吐くとき、吸うときにまた重要なポイントがありますので、次回以降で詳しく説明していきます。

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