歌屋ボーカル研究所

     歌全般、歌唱法、声などに関するあれこれ

シニア世代が弾き語りをする際欠かせないのが歌詞カード(+ギターコード)。そう若い頃は”歌詞カードを使うなんて怠慢。歌詞を記憶しないでいい歌が歌えるか”くらいのことを言っていた気がしますが、今では歌詞カード無しでの弾き語りは考えられません。

そして最近増えてきたのがタブレットを歌詞カードとして使用するケース。かく言う私も少し前からタブレットを使用していました。”いました”と過去形なのは今また紙ベースに戻ったからで、今回はその理由を含めタブレットを歌詞カードとして使用する際のメリットとデメリットについて書いてみます。

●タブレットを使用するメリット
・歌詞が増えてきても重量が増えずまた整理もしやすい
・印刷する必要がない、プリンタのインク切れを心配しなくてよい
・携帯していれば飛び込みでオープンマイク等に参加可
・暗いところでも見えやすい

●デメリット
・充電が面倒。また電池切れの恐れあり。
・歌詞が2ページ以上に渡る場合、ページめくりに何らかの工夫が必要。曲中にスワイプする、別途ターナー(ページをめくるためのツール)を用意するなど。
・高価。10インチの大きさで見えれば1万円台から購入できるが、それ以上のものはそれなりに高い。
・何らかの理由で起動できない、データが消えた等のトラブルが発生することも。

この最後に上げたのがまさに今回私が体験した大大トラブルなのです。

先日あるライブに参加した際のこと。自分のバンドの順番が来て”さあやるぞ”と歌詞&コードの入ったタブレットを開けると画面がバリバリに割れてる!?”この間新調したばかりなのに。てか歌詞もコードも分からんでどうする?新曲2曲もあるのに・・・”。

しかしここで出来ませんとは言えず覚悟を決めステージへ。オリジナル曲ばかりなのをよいことに1番のサビ2回歌ったり途中意味不明の日本語を交えたりしながら何とかやり切ったのでした。

以下その証拠写真です(笑)。
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こうなるともうお手上げですね。歌詞カードにタブレットを使用している方はこんなこともあると心に留めておいていただきたいと思います。私はこれに懲りてしばらくはローテク紙ベースの紙(神)頼みでいくつもりです(笑)。

前回の記事の続き。Yamaha Syncroomに接続できないトラブルの現象につきいろいろ確認していくうち、一点思い違いをしていることがありました。

前回”みなIPv6対応のネットワークのはず”と書きましたが、私を含め3人のメンバーのうち1人がIPv4接続でした。詳しくは以下の通り。

私:IPv6
A君:IPv6
B君:IPv4

3人とも光回線接続であるのは確認済みでてっきり全員IPv6かと思ったのですが、B君のネットワークプロバイダーを確認したところローカルのケーブルTVでそちらがIPv6に対応してなかったのです。

よってほぼこれが接続できない原因であると思われます。ただ不思議なのは私(IPv6)とB君(IPv4)が1ルームに接続できないないのになぜかA君(IPv6)とB君(IPv4)は同居可能なこと。

組み合わせのパターンは以下の通り。
・私とA君が同居するルームにB君が接続ー>不可
・A君とB君はなぜか同居可能。そこに私が接続しようとすると不可
・私とB君は同居不可

つまり私とB君との相性のみ悪い(笑)。この原因については調べようもないのでここまでとします。

で結局3人で1ルームに接続できないのでもうオンラインリハを諦めるしかないと思いかけたところ、一つ回避策として見つけたのがSyncroomの”ルーム連結機能”

これはSyncroomの1ルーム5人までの制限に対し2つのルームを連結することにより10人まで使用できるようにする機能で、これを利用すればA君とB君のいる1ルームに私1人のルームを作りこれを連結できるのではないかと考えたのです。

結果はOK!!初めてSyncroom上で3人での演奏が実現しました。その後しばらくB君のみ音声が途切れるといった状況がありましたが、これは同時に行っていたスマホでのビデオチャットをB君が偶然止めたら改善され(電波障害的なものか?)、それ以降はほぼ問題なく快適にオンラインリハを行うことができました。

ということで結構バタバタしましたが、なんとか今後のオンラインリハ実施目処がつきほっとしております。



















































































以前こちらで紹介したヤマハのオンラインセッションシステム”Yamaha Syncroom"。これまで2つのバンドのオンラインリハで実に快適に使えていたのですが、更に別のバンドで使おうとしたところ”3人のメンバーのうち2人までしか接続できない”といったトラブルに見舞われました。忘備録として状況を記しておきます。

以前の記事はこちら。
もうスタジオいらない?オンラインセッションを試してみた

トラブルの状況は”1つのルームに2人メンバーが参加した状態で3人目が入ろうとすると接続ができない”というものです。

ルームを作りなおしたりネットワークの設定を確認したりしてみましたが状況は変わらず。そこでSyncroomのQ&Aを確認したところいくつか気になる記載が見つかりました。

----- 以下Syncroom Q&Aページより抜粋
SYNCROOMが使えない条件を教えてください。

全ての環境で SYNCROOMが動作するわけではありません。
一部のインターネット対応マンションでは SYNCROOMが動作しないことが確認されています。
一部のルーター (小型のモバイルタイプのものなど) でも動作しません。
企業イントラネットなどのネットワークからは、環境によって接続できない可能性があります。
これらの環境ではセッションを行う際に 「サーバーと接続されました」 というメッセージが出た後、他のメンバーとの接続に失敗し 「サーバーから切断されました」 となることがあります。このような状況が毎回発生する場合、お使いの環境では SYNCROOMがご利用できない可能性が高いです。
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トラブル状況は上記の通りですが、3人とも共用ネットワークではないのでこれは当てはまらないと思われます。

----- 以下Syncroom Q&Aページより抜粋
接続できません。

b) ルームに接続できたり、できなかったりする / 相手によって接続できないことがある

「IPv6 IPoE」上で「IPv4」の通信を行う(「IPv4 over IPv6」)サービスで接続しているメンバーと、「IPv4」の回線で接続しているメンバーが同じルームに入ると、接続に失敗して切断されることがあります。(接続できない組み合わせの場合、後から入ったメンバーが切断されます。また、常に接続できないわけではなく、タイミングなどによっては接続できることもあります。)
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現象はまさにこれですが、みなIPv6対応のネットワークのはずなのでこれもよくわからず。さらに、

----- 以下Syncroom Q&Aページより抜粋
IPv6のみのネットワークで使用できますか。

現状では、接続の管理を行うサーバーとの通信ではIPv4を使用しているため、完全にIPv6のみのネットワークでは使用できません (今後、変更になる可能性はあります)。
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???。ネットワークに疎い当方ではもうお手上げです。結局この日は時間切れで未解決のまま後日再度試してみることになりました。こちらの状況についてはまたアップデートしたいと思います。

補足:上記トラブルを調べていた中で自分のネットワーク接続を確認するのに便利なサイトを見つけましたので以下に載せておきます。

あなたの IPv6 接続性をテストしましょう。

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