歌が上手くなるブログ@横浜

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カテゴリ: 歌が上手くなる方法

本棚を整理していたらこんな本があるのに気付いて、パラパラっと見てみたら面白くて結構読み進めてしまいました。

日本語練習帳 (岩波新書)
大野 晋
岩波書店
1999-01-20


この『日本語練習帳』、著名な国語学者によって書かれ1999年(平成11年)のベストセラーにもなったのでご存知の方も多いと思います。

タイトルにもあるように練習帳なので、中身はドリル形式でまず設問があってそれについて詳細に解説を行うというスタイルになっています。

例えば設問はこんな感じ。
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練習①
「思う」と「考える」という似た意味の言葉があります。「行くべきだと思う」「行くべきだと考える」のように使います。しかし場合によっては、どちらを使ってもいいというわけにはいきません。例えば、
  今夜のごはんの献立を考えるーーー
という場合には、「献立を考える」が普通で、「献立を思う」とはいいません。

  <中略>

「思う」と「考える」はどう違うのか、書いて下さい。
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いかがですか?普段何気なく使い分けが出来ていても、ではそれがどう違うのかを問われると答えに詰まるのではないでしょうか。

もう一つ例を。

次の文の違いを説明して下さい。
a. 私は大野です
b. 私が大野です
※実際は設問ではなく解説における例文です。

この「ハとガ」の違いについて、この本では5章のうちの第2章40ページ余りを丸々使って説明をしています。

しかも章の最後にはこんな言葉が。
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ハとガについては、まだいろいろな使い方がありますが、基本的なことをお話しました。
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オイオイ、どんだけ深いんだ日本語(笑)。

ちなみにこの「ハとガ」の違いに関して、かつて上岡龍太郎が番組冒頭での自己紹介で”私上岡龍太郎です”と言ってドッと笑いが起こっていたのを思い出しました。これ”私上岡龍太郎です”と言っても全然面白くないわけで、さすが一流の芸人さんは言葉に敏感なのですね。

歌においてもこのように言葉の使い方に敏感になることで、歌詞に「あなたのことを思っている」「あなたのことを考えている」と出てきた時、その表現に違いが表れてくるのでは・・・と思ってみたり or 考えてみたり。

さて上記ご興味持たれた方はぜひこの本をお読みになることをオススメします。それにしてもこのような学者の書いた日本語の本がベストセラーになるなんて、今ではちょっと考えられない思いませんか(これも逆は不可だ)?

少し前から毎週欠かさずチェックしている”関ジャム 完全燃SHOW”。毎回音楽に関するテーマを1つ取り上げ、それを今売れっ子のゲスト講師陣が解説、掘り下げていくというこの番組。

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Wikipedia ”関ジャム 完全燃SHOW”
『関ジャム 完全燃SHOW』(かんジャム かんぜんねんショウ)は、テレビ朝日系列で2015年5月10日より放送されている音楽バラエティ番組で、関ジャニ∞の冠番組。関ジャニ∞が毎回様々なアーティストをゲストに迎え、一夜限りのジャムセッションやトークを繰り広げる番組である。
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そのテーマもJ-Popのみならず、クラシック、ミュージカル、ダンスなど実に多彩。またギターだけ、ベースだけ、ドラムだけ、といった1つの楽器だけがテーマのこともあるディープな回も。それでも堅い話にならないのは関ジャニ∞や古田新太などのレギュラー陣がちゃんとバラエティーにしているのですね。

さて先日こちらの番組で取り上げたテーマが、”歌が上手いってどういう事?”。これはチェックしない訳にはいかないと観てみると、まず歌が上手い3つのポイントとして以下を上げていました。

プロが教える歌の上手さ三大要素!!
1.ピッチ(音程)
2.リズム感
3.いい声


これらを1つずつ例を上げながら解説、さらに+αとして、

超一流の歌が心に響く理由
1.表現力
2.想像力


とのこと。

で以下自画自賛モードに入ります(笑)。当ブログは2010年から始めているのですが、そのブログ開設当時”歌が上手いとは?”というテーマで以下の記事を書いていました。

歌が上手いとは?
歌が上手いとは? 音程
歌が上手いとは? 発声
歌が上手いとは? リズム
歌が上手いとは? 感情
歌が上手いとは? 補足

ね、同じだと思いませんか?特に上記最後の”補足”においてこれまでのまとめとして以下の様に記しています。

歌の3大要素
1. 音程
2. 発声
3. リズム
+α. 感情


要は突き詰めると”歌が上手い”というのはここなのですね。自分としても10年間ここはブレずにやってきましたが、これは正しかったのだなと嬉しく思い紹介させていただきました。

ということで”関ジャム 完全燃SHOW”、音楽に興味のある方にはオススメです。

寒い日が続いておりますが皆様体調を崩されてませんでしょうか?やはりこの時期気になるのが風邪とインフルエンザ。なんだか物凄い勢いで流行っているみたいですね。歌を歌う人にとってこれはなんとしても避けたいところ。

一般的に風邪の予防に関係するものとして、栄養・睡眠・気力&体力・うがい&手洗い・マスク・ストレスと人混みを避ける etc... といったものが挙げられますが、ちゃんとやろうとすると意外と面倒。

そんな中、”簡単で風邪の予防に効くツボ”というのを見つけました。

貼る場所でこんなに違う!あなたに合った「あたためカイロ術 」 風邪予防・冷え対策・おなか温めもおまかせ!

背中の上部、肩甲骨の間辺りにある”風門”というツボにカイロを貼るというこの方法。今使い捨てカイロで貼るタイプのものが出ていますので、これなら割と簡単にできそうです。

”それでも常にカイロを用意しなければならないのが面倒”というアナタ、カイロを使わずにこの風門を温める画期的なファッションがあります。それは”パーカー”!



実は私は冬の間ずっとパーカーを愛用しています。そのお陰かどうかは定かでありませんが、これまでインフルに罹ったことはなく、また風邪もほとんどひかないで済んでいます。

さらにパーカーには風邪予防に効くもう一つの利点が。それは”脱ぎ着が簡単にできる”こと。

セーターやトレーナーでは”つい汗をかいたままにしていて身体を冷やしてしまい風邪をひく”といったケースがありますが、ジップアップタイプのパーカーであれば脱ぎ着が簡単なのでこまめな温度調整が可能なのです。

パーカーのフードは伊達じゃない!風邪をひきやすい方検討されてみては!?

今年も残すところあと2日となりました。皆さん新しい年を迎えるための準備はもうお済みですか?

さて今回はたまたま読んだWEB上の記事に”腹式呼吸”のことが書いてあったので、こちらをご紹介するとともに改めて”腹式呼吸”について考えてみたいと思います。

日経ビジネスオンライン
学べば身につく「言葉」のプロのスキル
発症半年以降も、リハビリはやった分だけ結果がでる


※記事を最後まで読むには無料登録が必要となりますが、”腹式呼吸”の部分は登録せずに読むことが可能です。

この記事は経済ジャーナリストの財部 誠一氏が脳梗塞を発症、右半身麻痺となってから復帰後までを”脳梗塞からの帰還”と題して連載した中の一つです。ここで”腹式呼吸”について筆者は以下のように書いています。

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初台リハビリテーション病院の入院後半にはリハビリの中で腹式呼吸をやったけれど、簡単に身につくようなシロモノではない。実は脳梗塞になる以前からボイストレーニングの一環として腹式呼吸の練習はしていたが、ものにならなかった。頭で理解したつもりになる事は出来ても、身体に覚えこませるのは至難の業だ。
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腹式呼吸そのものはそれほど難しくはないのですが、これを自然に話す際・歌う際にできるようになるのは確かに練習が必要でしょう。

私が考える歌における腹式呼吸の習得のレベルは以下の様なものです。
1.腹式呼吸そのものがしっかりとできる
2.意識して腹式呼吸で歌える
3.意識しなくても腹式呼吸で歌える

そして3.のレベルに至っても時々ちゃんと腹式呼吸で歌えているかをチェックすることは大事で、特にスランプに陥った場合など効果があります。

腹式呼吸のやり方、また歌の中における腹式呼吸については既にこのブログで触れていますので、興味のある方は検索してみてください。

ではそもそもなぜ歌うときには腹式呼吸でなければならないのか。これは皆さん一人一人是非体験してみていただきたいと思います。たまに”腹式呼吸なんて必要ない”と言われる方もいらっしゃるようですが、少なくとも私はこれまで歌における腹式呼吸の必要性についてブレたことはありません。

それでは皆さんよいお年をお迎えください。

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もう十分にトレーニングを積んで来た、音を外すこともほとんどなく、しっかりと声も出ている。結構人からも”上手いね”と言われるけど、何かが足りない。この先どうすればよいのか。。。

この場合考えられる原因はいろいろとありますが、今回は”声そのものが魅力的か”ということについて考えてみましょう。

話し声にしろ歌う声にしろ、もともと魅力的な声の持ち主というのはいるものです。例えば小田和正のハイトーンボイス、多くの人が魅力的だと感じるあの声は生まれつきのものでトレーニングで獲得したのではないでしょう。

それでは”普通の声”の持ち主はどうしたらよいのか。昔はある一つのジャンルの声を習得するために独自の声の鍛え方をしていたという話があります。例えば浪曲師は海に向かって”がなり”潮風で喉を潰す、またブルース・シンガーはバーボンでうがいをして喉を焼く、など。

その真偽のほどは定かでありませんしもちろんオススメもしませんが、魅力的な声とはどのようなものなのかを考えるヒントにはなりそうです。そしてそのとき一つのキーワードとなるのが”倍音”です。

どうも人は倍音を豊かに含んでいる声は”いい声”だと認識するようなのです。上記のようなトレーニングも声に倍音を持たせるために行われていたとも考えられます。

では実際に”倍音”とはどういったものなのか、YouTubeにこれを説明している面白いビデオがありましたので興味ある方はご覧になってください。少々長いですが、4分20秒から倍音の具体的な説明に入っています。



いかがでしょう?もし自分の声が単調で味気無いと思われるのであれば、この”倍音”の習得を試みる価値はありそうです。

それでは上記のような無茶なトレーニングではない方法で倍音を取り入れるにはどうするればよいのか?折を見て書いて行きたいとは思いますが、これ倍音の説明より大変そう。。。

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