歌が上手くなるブログ@横浜

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2010年10月

さて今回はミックスボイスシリーズの4回目、”地声を裏声に近づけた発声”について説明していきます。

以前”最近のJ-Popは高音化が進んでいる”と書きましたが、その影響で歌屋のところにも”高い声を出せるようになりたい”と希望される来る若い生徒さん、特に男性がよくいらっしゃいます。

こういった生徒さんが希望されているのは、L'Arc〜en〜CielとかJanne Da Arcを歌えるようになりたい、といったものですが、他にもGREEEENにせよゆずにせよオクターブ上のB,C(ドレミのシやド)といった男性の通常の音域を超えた高音が頻発しています。

このような高音を出すのに必要となるのが”地声を裏声に近づけた発声”です。いきなり”地声を裏声に近づけろ”と言われてもどうしてよいかわからないですよね。やはり順序を追って練習していく必要があります。

その第一段階としてまず以前に書いた”発声方法 頭声””発声方法 頭声 その2”を読み返していただき、自分の出せる高音の限界まで(但し歌として使える声で)しっかりと発声できるよう練習してください。ここでのポイントは以下2点です。

1. 呼気のスピードを上げる(=勢いをつける)
2. 声帯から出た声が真上に進み頭の中を通り抜け、頭のてっぺんから声が出るイメージを持つ

高音を発声するにはこの1->2を一気に行ないます。丹田(ヘソのやや下)をグッと絞り込みその勢いで横隔膜を一気に押し上げ、スピードの付いた呼気が声帯を鳴らしそのまま頭上へ抜けるように発声します。

変な喩えですが、マヨネーズの容器をグッと押して中身がビュッと飛び出す、勢い良く押せばそれだけ中身も遠くへ飛ぶ、そんな感じです。

これでしっかりと中域~高域の発声を行えるようにして、その上でこれをさらに高音に近づけていきます。その練習方法については次回説明します。

歌屋ボーカルスクール
♪Singing songs changes your world.

少し前に”けいおん!”というTVアニメが話題になったをご存知でしょうか?女子高に入学した主人公がひょんなことから軽音部に入部し、そこでギターに目覚め仲間とバンド活動を行う日常を描く、といったいわゆる学園音楽物なのですが、あまりアニメは見ない歌屋がこれにはすっかりハマってしまいました。

というのも、ウン十年前に歌屋も高校で軽音楽部に入っていて、このアニメに出てくる風景や心情が音楽を始めた頃の自分と重なるところが大なのです。

憧れて買ったギターを抱えて寝るなんてその最たるものですし、音楽準備室でお茶しながら延々と話したり、顧問探しで苦労したり、合宿、学祭、ライブ、etc...

細かいところで、軽音部と別にジャズ研がある、というのには思わず笑ってしまいました。この原作は4コマ漫画でかきふらいというペンネームの作者なのですが、作者の年齢は公開されていません。けっこうなおっさんなのではないかという説があり、歌屋もきっとそうだと踏んでいます。

でもこのアニメが当然若い人にも人気があって楽器の売上にも影響しているそうですので、音楽を始めた頃の思いというのは今も昔も変わらないということでしょうか。

皆さんも機会があればご覧になってみてください。音楽、特にバンドをやったことがある人はハマると思いますし、やってない人はバンドに夢中の彼氏・彼女や友人の気持ちが少しわかるようになるかもしれません。

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♪Singing songs changes your world.

前回に引き続き”ミックスボイス”です。前回裏声の練習につき書きましたが、皆さん裏声は思うように出せていますでしょうか。裏声を出す際は、喉周りの力を抜く、喉を開く、を意識するようにしてください。

裏声がコントロールできるようになったら、これを地声に近づけて行きます。裏声を地声に近づけるには、上記の喉周りの状態はそのままで、”呼気を強く・速く出す”ことを行ないます。

実際の練習方法は以下の通りです。
1. 地声でも裏声でも出せる音域の音(男性で高いE~G、女性でA~C位)を一つ裏声でなるべく弱く出す。
2. そこから腹式呼吸で呼気を強めていく。横隔膜を上に押し上げていくイメージ。
3. 徐々に呼気を弱め、1.の弱い裏声に戻る。これを一息で行う。

2.のところで、強い裏声になっていますでしょうか。1.と比較してしっかりと強い裏声が出るように練習してください。

しっかりと強い裏声が出せるようになったら、さらに2.のところで”完全に地声にする”ことにチャレンジしてみてください。強い裏声からさらに呼気を強め一旦地声にし、その後3.で裏声に戻します。

つまり、弱い裏声->強い裏声->地声->強い裏声->弱い裏声の一連の流れを一息でスムースに行うようにします。車のシフトチェンジに例えると、CVTのように継ぎ目なくチェンジしていくのが理想です。

これは難易度が高くなかなかスムースには行かないかもしれません。これができるようになると、理屈の上では地声と裏声の境目(換声点などと呼ばれる)がなくなり、低音から高音まで切れ目なく自在に行き来できることになります。

繰り返しますがこれは難易度が高いので、上手くいかなくてもめげる必要はありません。これができないからといって歌が歌えない訳ではありませんので。逆にゲーム感覚でトライしてみてもらいたいと思います。

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前回超ローカルな鶴見の話題ですみませんと言いながら、今回も懲りずに鶴見ネタです。前回鶴見駅東口再開発地域”シークレイン”を偵察に行き、最大650席の多目的ホールがあると書きましたが、それがこちらです。

 サルビアホール

来年春にオープンとのことで、”場所だけでも確認しておこう”と思って受付のある2Fへ上がったところ、受付にはもうちゃんとお姉さんが座っていました。せっかくなのでパンフレットをもらい帰ってからそのパンフを見てみると、”サルビアホール見学ツアー”というのをやっていて、予約を取ればホール内を案内してもらえるとのこと、早速電話で予約を入れました。

当日改めてホールに出向いたところ、その日は女性コーラスの団体10数名がツアーに来ていました。60~70歳の年代でしょうか、皆さん大変賑やかで歌屋は一人そこに混ざっての見学です。

案内を担当していたのは男性で、ホールをはじめ楽屋や練習室など一通りの施設を説明しながら見せてくれました。とにかく出来立てなのでどこもピカピカで、設備も最新、特にメインのホールはステージも広く、演劇などやるには文字通り最高の舞台です。

歌屋個人としてはこちらの音楽ホールに惹かれました。キャパは100名なのでこじんまりとして、アコースティック系のライブには丁度よいスケールです。今度ここで歌屋のところの発表会をやりたいなと思ったのですが、一つネックとなるのは抽選。場所がよく料金も安いので、半年先の分を決めるのにも関わらずこれがかなりの競争率らしいのです。

引きの弱さには自信のある歌屋、誰かくじ運の強い人を探して代わりに引きに行ってもらおうかと画策中です。

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今回は前回の続きで”ミックスボイス”について説明していきます。

前回説明したミックスボイスの2パターンのうち、今回は”裏声を地声に近づけた発声”について書いていきます。「えっ、私が知りたいのはB'zの発声方法で”もののけ姫”じゃない」と思われた方もいるかもしれませんが、今回はまずこちらの発声方法について是非知っていただきたいと思います。

と言うのもこの”裏声を地声に近づけた発声”ができるようになるにはまず裏声そのものをしっかり出せるようトレーニングする必要があり、この裏声のトレーニングは地声でのよい声・地声の高音を出すためにも大変有効なのです。

裏声のトレーニングの1つは以下のようなものです。
1. ピアノかキーボードのように正確に音程を出せる楽器を用意、男性で高いE~G、女性でA~Cの音を一つ出し、それを裏声”ハー”で発声する。この時の裏声は弱く息の混ざった声でOK。
2. その音から一つ低い音を出し、裏声で発声する。これを繰り返して下がっていく。裏声で出せる限界まで下がる。最後の方は美輪明宏風になる?
3. 逆に一つずつ上がっていく。無理なく発声できるところまで上がる。

これを繰り返し練習して、どの音でも正確に裏声で出せるようにします。大きな声を出す必要はありませんので、家でも割と気兼ねせず行えるのではないでしょうか。

ある程度自由にできるようになったら今度はこれを地声に近づけていくのですが、既に結構なボリュームになってしまったのでそれについては次回に説明したいと思います。

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