歌が上手くなるブログ@横浜

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2010年08月

これまで説明してきた腹式呼吸でのブレスがしっかりできているかを、”ブレス音がするか”どうかで確認することができます。

お腹を一瞬でゆるめてブレスを行った場合、息を吸う音はほとんどしません。それに対して、ブレスの際”ヒッ”とか”ヒャッ”と音が聞こえるのは、胸式呼吸で力んでブレスしていると考えられます。

実際にはプロでもCDやTVで歌っているときブレスの音が大きく聞こえるシンガーもいますし、一つの表現として例えば切ない感じを出すのに意識的に音を出しているようなケースもありますが、あまり続くと耳障りですしやはり原則ブレスは”音がしないのがよいブレス”と認識してください。

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♪Singing songs changes your world.

もう言い飽きた感がありますが、ほんとアツイですね。東京でもついに38℃超え、何にもしてなくても発熱状態ですからたまりません。横浜はまだマシなようですが。

この暑さの中頑張ってる甲子園の高校球児やスタンドで応援している皆さんは本当に大変だと思います。今日は神奈川代表東海大相模が準決勝戦で勝利、見事にやってくれました。毎年激戦区神奈川を勝ち抜いてくる代表はトーナメントの上位に行くことが多いので、応援のし甲斐があります。特に東海大相模は巨人の原監督が現役高校球児時代に活躍していたのを友達とテレビで応援していた思い出があるので、個人的に思い入れがあります。

それにしてもこの試合日程は何とかならないのでしょうか。昨日も熱闘を繰り広げた東海大相模が今日準決勝、明日決勝ということで、一人完投を続ける一二三投手の身体が心配です。大人の事情でスケジュールの変更が無理なら、F1がレギュレーションを変えるみたいにルール変更してもいいのではないでしょうか。一人の投手が甲子園で投げられるのは18回まで、なんていうのも面白いと思うのですが。

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”歌の中における腹式呼吸”=”腹式呼吸で歌う”上でもう一つ大切な点について説明していきます。それは、”ブレスのタイミング”です。

”あれ?ブレスのタイミングなら前々回にブレス位置の確認を行ったけど”と思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、今回は更にシビアに一つのブレスのタイミングについての話になります。

ブレスのタイミングに関する原則は、”ブレスは次のフレーズの直前にごく短く行う”です。”愛のままで・・・”を例にとると、出だしのフレーズ”・・・たちはー△なにを・・・”の△でブレスを行ないますが、このブレスの際、直前の”はー”をしっかり伸ばし、なるべく次の”な”に近いところでブレスを行うよう意識します。

実際この”はー”の部分は1小節=4拍分の長さがありますが、結構多くの人が2拍伸ばして次の2拍分でゆっくり息を吸う、といった歌い方をしてるようです。曲中全てのブレスがこの調子ですと、ブツブツと歌が切れてしまい聞いている方も苦しくなってきます。

ここでは”はー”をしっかり3拍分伸ばすようにします。そのあと4拍目でブレス・・・といきたいところですが、4拍目前半ではまだ”はー”を伸ばした緊張感を保ったままにしておき、4拍目の後半0.5の部分でブレスを行ないます。

すごく細かい話のようですが、要するにしっかり伸ばしてやることを含め、”語尾を丁寧に扱う”というのが重要なのです。この語尾の処理が出来ているかどうかがプロとアマチュアの大きな差でもあります。

アマチュアでそれなりに歌が上手い人でも、語尾の一つ一つがちゃんと処理できていることはなかなかないようです。それに対して演歌系など歌唱力のあるプロは全ての語尾を完璧に処理していて、その処理の仕方(ビブラートや抜き方など)がその人の個性にもなっています。

ということで、まずは”語尾を丁寧に歌う”ことを意識するようにしてください。そうすれば自ずとブレスは上記で説明したやり方が必要となってくるでしょう。

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さて皆さん夏を満喫していらっしゃいますでしょうか?実は歌屋は昨日まで夏休みをいただいておりました。とはいっても結局どこへも行かず、ゴーヤの水遣りに1日おきにスクールに来ていた、という状況です。

7月が異常に暑かったせいかここ1週間の暑さは然程でも無いように思えましたが、それでも連日の30℃超え、ゴーヤも1日水を遣らないと全部の葉が萎れてシオシオに(って言う?)なってしまいます。そうなると萎れた葉が無数の幽霊の手のようで、それらが風に揺れ招いているように見えると季節柄もあってちょっと怖い・・・

あわててジョウロいっぱいの水を遣ると、これが数時間で”ビシッ”と元気になるのです。もう”お前はカップ麺かっ”とツッコミたくなるくらい見事に復活します。やはり動物も植物も暑いときには水分補給が大事なのですね。
 
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皆さんも水分補給を欠かさず、暑い夏を乗り切ってくださいませ。

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前回はブレス位置の確認を行ないましたが、今回は実際にブレスの方法について説明していきます。まず腹式呼吸の基本をおさらいしておきます。詳しい説明をご覧になりたい場合は腹式呼吸 その1~をお読みください。

腹式呼吸の基本
1. 足を肩幅に開き真っ直ぐ立つ。
2. おへその少し下あたり、丹田(たんでん)というところを指先で軽く押さえ、少しずつ押しながら口から息をゆっくり”スーッ”と音を立て吐いていく。
3. 息を吐き切ったら、お腹を押していた手を少しずつゆるめ今度は鼻からゆっくりと息を吸っていく。2-3を繰り返す。

さてこの呼吸を歌の中で行おうとすると、一つ不都合なことが出てきます。そう、3の息を吸うときに上記のようにゆっくりと吸っていたら次の歌い出しに間に合わなくなってしまいますね。

ということで、腹式呼吸で歌うためにはこの”息を吸う”動作を素早く行う必要があります。実はこの腹式呼吸で息を速く吸う、というのは意外と難しいことなのです。

試しに上記1~3で3の息を吸うところを速く行ってみましょう。このとき片手を軽く胸の上に置いておきます。いかがでしょうか。胸が大きくうごいていませんか?普通に息を速く吸おうとするとどうしても胸式呼吸になりがちなのです。

では腹式呼吸で息を速く吸うにはどうすればよいのでしょうか。ポイントは”お腹を一瞬でゆるめる”ことです。上記3では”お腹を押していた手を少しずつゆるめ”となっていますが、ここでパッと手を離して、同時にお腹もフッとゆるめてやります。

ここで大切なのが、”脱力”です。慣れないうちはパッと手を離すと同時に速く息を吸おうとつい力んでしまいがちですが、あくまでも手を離すを同時にお腹の力を抜くようにします。この際、上記2の呼気で上がりきった横隔膜をストンと下へ落とす、といったイメージを持っていただくのもよいでしょう。

いかがでしたでしょうか。慣れないうちはなかなか難しいですが、ここが腹式呼吸で歌えるかどうかの分岐点ですのでしっかり練習して是非マスターしていただきたいと思います。

因みに息を吐く方については、基本的に上記2の要領のままで大丈夫です。丹田を意識して、”スーッ”と吐く代わりに言葉で歌ってやればOKですね。

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